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テツ西山からメッセージ


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シャローエリア

西山 徹より

コンディション




木漏れ日の中で、小鳥の声や風の香りに包まれながら、のんびりとライズを楽しむスモールレイク・・・・、というのが、この釣り場を作るに当たって最初に浮かんだイメージコンセプトでした。あまりにも作りこみすぎたつり公園にはして欲しくなかったし、やたらと数が釣れることのみをアピールするような釣り場も避けたかったからです。
そして、クラブハウズなどの建物はアーリーアメリカン調の、あたりの景観によく馴染むものとし、トイレは寒い季節でも快適に女性でも好まれる形式のものを設置すること。さらには流れ込みには僅かな流程でも魚が産卵できるようなミニ河川形式にし、フライフイッシング専用ポンドはできればキャッチリリースのレギュレーションを導入し、その水域なりに自活したトラウトたちと遊びたいというのが目標のイメージでもありました。
丸1年を経過してから、改めてこの釣り場を眺めてみると、当初の狙いの、ほぼ70%は実現できているように思えます。秋の紅葉も素晴らしかったし、冬枯れの中で絶え間無く続くミッジへのライズも、予想以上のものがありました。新緑も素晴らしかった。そして、何より予想以上だったのは、クラブハウズの食事です。この種の釣り場で、これほど美味しくてキチンとした食事が用意されているところはここしかないのではないでしょうか・・・。実に本当に、ベリーグッドなのです。
釣りの方はというと、秋から冬、そして晩春にかけては、ほぼずっとユスリカのハッチがあり、これがもうたまらなく面白い。ミッジピューパとアダルトパターンのロローテーションで心おきなく楽しむことができますから、春にはメイフライも出るし、夏には、山側の樹木から吹き飛ばされてきてテレストリアルへのライズがある。そして秋には、再びユスリカのライズが始まります。スチルウォーター、つまり止水のマッチ・ザ・ハッチを楽しむには、まことに好都合な釣り場ではありませんか。
もちろんマッチ・ザ・ハッチばかりではありません。シューティングヘッドによるアトラクターニンフやストリーマーの釣りでも、インデュケーターを浮かべて待つ管理釣り場の定番の釣方でも、ルアーでも、ここの魚は素早く反応してくれます。
となると、どうやって楽しむのかは、すべてが釣る側の問題なんですね。好シーズンでも、ウィークデーなら、それほど混雑しませんから、いろいろと試してみて、自分なりに納得できる楽しみ方を見つけて欲しいのです。実に、まったく、本当にそう思います。

平成12年 夏

■ プロフィール ■
TX-TV「ザ・フィッシング」でメインキャスターを務めた有名フィッシャー。平成13年に52才の若さで他界。淡水・海水を問わずワールドワイドに釣行を体験し、日本のフライ&ルアーを切り開いたパイオニア的存在。白河FSの設計段階から、釣り場、環境整備などに多くのアドバイスを提案。また、その一つ一つが忠実に再現された。白河FSは西山氏の意志を受け継いだ“理想の管理釣り場”と言っても過言ではない。

監修/西山 徹